決算書を「読める」ことの大切さ

会計

このブログはおそらく、会計や簿記について何らかの知識を
すでにお持ちな方がご覧になっている感じでしょうか。

そもそもHPのコピーが「わかる会計、広がる世界」としているので、
会計にご興味のない方は、このHPを開くどころか視界にも入らない
かもしれませんね。今回のブログはあえてそういう方に向けて書いてみています。

興味がないのはしょうがないのかもしれませんが、会計って実は
決して避けて通ることのできない分野だと思っています。

経理関係の仕事の方だけではなく。

営業の方が自社の商品やサービスを販売する場合、
販売しても利益が出ないものばかり売っていたら、
まったく会社に貢献できないことになってしまいますよね?
売上高-売上原価=利益であり、この計算は会計からくる発想です。

また仕事をされていない専業主婦・主夫の方であっても、
「家計」を無視して家計は守れません。
今月の給料がいくらで、支払う家賃・水光熱・住宅ローン・スマホ代、
こども将来のための積立てや投資。
これらも給料=売上高、家賃等=売上原価や販管費、
積立てや投資=長期資産など、会計的考え方が根底にあります。

ある意味、各人の領域における「決算書」を作りながら
誰もが生きている
と言ってもいいと思います。

それなのに、小中高大学でも、商業高校などは別として、
会計を深堀して教えている環境には残念ながらありません。
何年か前の学習指導要領の改訂で、会計教育に関する文言が
明記されたものの、正直十分とは言えない状況。

会計に関する感覚をぜひ少しでも多くの方に持ってもらいたい、
その思いから会計教育に携わろうという発想に至りました。

会計がわかっているかどうかの一つの指標として、
企業の決算書が読めるかどうか、というのが言えると思います。

会計を英語でいうと「Accounting」、すなわち「説明する」という意味になります。
企業の活動を数値で表現して(このためのツールが簿記)、その数値を使って
利害関係者に「説明」することから、「説明」という意味合いの「Accounting」が
使われています。

つまりその会社がどんな会社か、何を目指しているのか、経営上の課題は何か、
これらのことは、数字という形で「決算書」ですべて説明されていると言ってもいいです。

「決算書を読むなんて自分にはハードルが高すぎる!」という人もいますが、
実はそんなに難しい技術は必要ないです。四則演算ができれば、
読み方を少し勉強するだけで、ある程度のことは読めちゃうんです。
算数+αの知識で十分。

決算書が読めるようになれば、どの企業が将来性があるかが見えて、
資産形成のための投資にも役立つし、逆にご自身が企業の経営者であれば
自社の経営のどこに課題があるかを決算書から分析して経営改善につなげられます。
それだけの情報の宝庫なんです。決算書って。

そんな折、今日ある方とのお話の中で、決算書の読み方を
教える場があるといいですね、なんて話をし、会計を学びたい方を
集めて講座が開けないか、という話題が出ました。

まだ企画し始めた段階なので詳細はこれからですが、
個人的にはちょっとおもしろいことになる2025年かも?
お話しできるタイミングになったらまたこちらの
ブログでも書いていこうと思います。
お楽しみに!(自分が一番楽しみにしていますが笑)

~編集後記~

  • 今日は大掃除DAY。お風呂の排水溝、窓のサッシとガラス&網戸拭きをやりました。
    やり残した窓はまだいくつか残っているので、あと数日でやり切らねば。
  • 夕方は先ほど書いた決算書の読み方講座に関する話を知り合いの方と。
    まずはコンテンツの骨子を作ろうという話でまとまりました。
  • 食器棚の上に登ってどや顔しているうちの猫
ドヤァ(なみ)

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