公認会計士は国家資格です。
そんな資格を持って監査法人で働いていると、
「もし自分が転職したり独立したりするとどのように評価されるのか?」
ということが気になりませんか?
勤め人の状態だとわからないですが、
監査法人で公認会計士として監査業務を経験しているということが、
市場でかなり高い評価を受けることができる、と実感します。
今日はIPOを目指す新しいクライアントへ。
業務プロセスのヒアリングと、業務記述書・フローチャートの
書きおこしを担当したんですが、正直かなり久しぶりだったので
「大丈夫かな?」と少し不安に。
ですが、いざやってみるとそんな心配はなく監査法人時代に
監査手続としてやっていたことがそのまま活きました。
周りの方からも「スムーズなヒアリングでしたね」とお褒めの言葉を。
自分としては、過去やってきたことをそのまま再現しただけで、
そこまで特別なことをしたつもりはなかったんですが、
実はその「特別ではない」と思っていた感覚が間違っていたようです。
監査法人で培ったスキルは、それを求めている場所で
ちゃんと発揮すればとても重宝されます。
もし監査法人に勤めていて「転職とか独立とかしてみたいけど
自分のスキルがちゃんと役に立てるか不安」と思っているとしたら、
それは思い込みです。むしろそういうスキルを求めている方々ばかりです。
「でもそれってたまたま巡り合わせがよかっただけでしょ」
「あなたの能力が高いからうまくいっているだけなんじゃ?」
と思うかもしれません。
謙遜でも遠慮でもなく、私は公認会計士の中ではごく普通のレベルです。
何か超特殊な経験をしているとか、監査法人時代にものすごい
高い人事評価を受けることができていたとか、そんなことは全くありません。
(人事評価自体にはとても満足しています。)
転職や独立がすべてではありませんが、もし市場価値への不安だけがネックで
思いとどまっているのであれば、その点は全く気にする必要はないです。
監査法人で公認会計士として仕事をしていること自体が
キャリアアップとしてとても貴重だということをぜひ知ってくださいね。
~編集後記~
- IPOコンサルとしての新規業務開始。業務プロセスのヒアリングの進行役と業務記述書とフローチャートの書き出しを。材料はおおむね揃えられたと思うので、記憶が新しいうちにまとめ切っちゃいます。
- 寒くてあったまりたいけど外の様子は気になってるうちの猫
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