「人の前に立って何か話そうとすると緊張する」
「プレゼン前日は緊張してあまり寝られない」
という声はよく聞きます。
私は趣味でダンスをやっていますが、発表会当日の
舞台袖で出番を待っているときは、少なからず緊張してしまいます。
「振りを間違えたらどうしよう」とか、
「うまく踊れるだろうか」とか。
世間では「緊張しない方法」とか「人前で上がらないコツは○○!」とか
緊張しないためのノウハウを教えるサイトや書籍がありますが、
私個人的には「緊張ってそんなに悪いものだっけ?」という感触のほうが強いです。
プレゼンでもダンスでも、本番に備えて入念に準備しますよね。
プレゼンなら資料のコンテンツはどうするか、何をしゃべるかなど
チームメンバーと入念に打ち合わせし、よどみなく話せるように
リハーサルを繰り返したりもします。
ダンスも似たようなもので、今回の振り付けは何か、
どうやったらカッコよく見せられるかなど
チームメンバーと練習を繰り返し、
鏡を見ながら何回も確認したりもします。
「それだけ準備したのに緊張するの?」と思うかもしれませんがむしろ逆で、
それだけ準備したからこそ緊張する、という面もあると思います。
入念に準備するということはそれだけ本番が自分にとって重要なものであり、
クライアントにうまくアピールしたい、お客さんに楽しんでもらいたい、と
強く思っている証拠です。
これだけ準備してきたのにうまくアピールできないかもしれない、
これだけ練習してきたのにお客さんに楽しんでもらえないかもしれない。
準備や練習が入念であればあるほど、そりゃ緊張するのも無理はないですよね。
こんな状態で「緊張しちゃだめだ!」と考える方が無理な話です。
だから発想を逆転させて「これだけ緊張しているのはしっかり準備してきた証拠」と捉えます。
緊張を味方につけてしまうんですね。
もちろんなかなか練習通りにいかないこともあるでしょうが、
それよりもしっかり準備してきた自分を褒めてあげましょう。
緊張を味方につけられれば、敵はないです。
~編集後記~
- ライティングスキル向上のため写経と音読。写経はIPO実務検定HPのコラム、音読は尊敬する経営者で不動産コンサルタントの長嶋修氏の書籍を。
- vFlat scanを使って仕事用書籍の「自炊」(=写真を撮ってPDF化すること)を4冊ほど。PDFにした後の目次をつける作業が大変なので、効率化の道を模索中。
- ソファーで思い思いに転がるうちの猫たち
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