経営者や身近な先輩、歴史の偉人など、誰かしら
尊敬する存在がいるかと思います。
そういった人に憧れ、自分もそのような存在になりたい、
大きなことを成し遂げたいと思って一念発起することがあるでしょう。
しかし、そういう時に、つい自分の能力をはるかに超えるような
タスクを設定してしまい、プレッシャーに押しつぶされて
結果として未達に終わってしまうことってあったりしませんか?
当たり前ですが、その尊敬する人と自分では、環境やスキル、
考え方が異なりますし、一足飛びに大きいことを成し遂げたわけはないですよね。
あの松下幸之助だって、今でこそPanasonicという会社をつくった
偉大な経営者で有名ですが、少年時代は家計を助けるために火鉢店や
自転車店で丁稚奉公という苦労を味わっています。
尊敬する人も最初は小さなことから始めているはずです。
いきなり大きなことを成し遂げるのは大変なので、
多くの偉人は小さなことをコツコツと積み上げて、
その結果としてある時大きな成果を達成しています。
私も「会計×教育」を軸に、いずれは子どもたちや学校の先生たちを中心に
会計をもっと身近に感じてもらいたいという目標があります。
じゃあいきなり子どもたちや先生を大勢集めて大規模に公演をやったり
何冊も執筆したり、なんてのはどだい無理な話ですよね。
このブログをお読みの方には独立を目指されている方もいると思いますが、
既に独立して成功している先輩を見ると、自分も同じように大成功したい!
と思う気持ちが沸くのはよく理解できます。
まずは、少し物足りないくらいのところから始めてみてください。
高すぎるハードルを設定して挫折するよりは、楽勝で超えられる激低ハードルを
ぴょんぴょん超えていくほうが確実ですし、成功体験にもなります。
私も、まずは日本公認会計士協会東京会の会計普及委員会を通して、
学校訪問をする活動から始めています。先日初の学校訪問をしてきました。
現場を知るのがまずは先決、ということで。
あ、会計の授業の難易度が激低、ということではないですよ笑
何かを達成したいと思ったら、まずはやるべきタスクを
実現可能で現実的なものに落としみます。
自分にとって楽勝と思えるくらい低いハードルからスタートする方が、
継続しやすく、後々の挫折も防げます。
独立への道も一歩から。
焦らず一歩ずつ進んでいきましょう。
~編集後記~
- 午前中は明日のIPO支援の往訪準備と、リースコラム原稿づくり。途中雨が降りそうだったので慌てて家に帰って洗濯物を取り込みました。その後は妻・ダンス仲間の3人でランチを。
- 愛でてもらいたくてベッドをうろうろしているうちの猫
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