監査体験~ハロー!会計 スプリングスクール2025

会計

日本公認会計士東京会主催の
「ハロー!会計 スプリングスクール2025」が、
市ヶ谷の公認会計士協会会館で本日開催。
今日はそのことについて書きたいと思います。

協会地下1階のホール

今回のスプリングスクールの
コンテンツは「監査体験」。
公認会計士の独占業務である
「監査」を中学生のお子さんたちに
体験してもらうという内容です。

架空の会社を題材に財務諸表の間違いを
見つけたり、実際の監査手続と
同じように経理担当者に質問して
もらったり、新しい証憑を入手したりと、
監査の現場で私たちが行ってきた
ようなことを生徒さんたちにも
体験してもらいました。

後ろでは、保護者の方々が見学されていて、
子どもたちが監査に真剣に取り組む姿を
見守っていただく形。

授業も大変盛り上がり、最後の雑談タイムでは、
生徒たちから会計士に対してさまざまな質問が
飛び交っていました。

トラブルなく終われて、ほっと一息です。

個人的に嬉しかったのは、授業が
終わった後に、2人の親御さんから
声をかけていただいたことです。

「会計士試験の勉強期間ってどのくらい?」
「会計士を中々知る機会がなかった」
「今回知ることができて良い学びになった」
という感想を直接をいただけました。

実はこれこそが、私が会計教育に
携わっている目的の1つでもあります。

今回のメインの受講生は、もちろん生徒たち。
しかし、私は生徒たちと同じように
親御さんにも授業を受けてもらい、
家庭内で会計やお金の話が積極的に
行われるようになってほしい
と思っています。

子どもは親をよく見ています。
大人の発言や行動を見て、子どもは
自分の価値観や振る舞いを決めます。

も親がお金に対して理解を深め、
ポジティブな発言をしていると、
自然と子どももそれを受け止め、
お金に対して前向きに考えるように
なると私は思っています。

だからこそ、実は会計教育が必要なのは
生徒さんだけではなく、親御さんでもある
というのが私の考えです。

こういった家庭が増えれば、会計士の
存在が広く認知されることにつながり、
「もっと会計について学びたい」
「会計士試験を受けてみたい」
と思う人が増えるのではないかと
考えています。

今回、親御さんから直接声をかけて
いただけたことは、多少なりとも
私の思いが伝わったんじゃないかなと
思えて、嬉しかったです。

またしばらくは学校訪問の日々に
戻ると思いますが、秋には
「オータムスクール」という、
公開型のイベントがある予定です。

こちらも親子揃って楽しく会計を
学べる機会になると思います。
開催が決まったらご案内するので、
ぜひ足を運んでみてください。

会計、面白いですよ。

~編集後記~

  • このスプリングスクールですが、実は
    昨日の深夜に本当は資料を修正しなきゃ
    いけないことが発覚していました…
    直前でなんと!という感じでしたが、
    何とか資料を修正せずに乗り切る方法が
    あったので、何とか。何があったのかは、
    心の奥底にしまっておきます笑
  • 未だにストーブの前に陣取るうちの猫
まだしまうの早いからねー(←みっちゃん カツオ→)

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