納期設定でやりがちなこと
仕事していると必ず意識しなければいけないのが「納期」です。
製造業であれば製品をいつまでに納めるべきか、
コンサルであれば改善案をいつまでに提示すべきか、
納期のない仕事は基本ありません。
そしてその納期の見積り方が甘いと
お客様に迷惑をかけるばかりか、信頼を失いかねません。
なぜ納期の見積り方が甘くなるかというと、
その多くは工数感がわかっていないのと、
納期までに自分がどれだけ時間を使えるかの
時間管理ができていないことに原因があります。
イレギュラーのない仕事なんてない
当初予定通りに進められるような仕事は極めてまれです。
イレギュラーなことがあるのがある意味レギュラーと言えるかもしれません。
なのに納期を見積もる際には、なぜかトラブルもなく、
ものすごく効率的に作業ができるかのような想定をしがちです。
そんなわけはないですよね。
ご自身の仕事を振り返ってみてみてください。
たいていはトラブルとイレギュラーの連続です。
それなのになぜか最短ルートの納期を設定してしまうんですよね。
私個人を振り返ると、「短い期間でできます!」とアピールしたかった
のかもしれません。今思えば、見栄でしかなかったですが。
あえて長めの納期をイメージしてみる
納期をお客様に提示する際は、許される範囲で
自分で当初想定した期間の2.5倍をイメージしてみましょう。
1日であれば2.5日。
1週間なら20日弱。
1カ月なら2カ月半。
変に見栄を張って短い納期を提示して、
結局間に合わずに納期をずらす羽目になったり、
中途半端なクオリティのものを出さざるを得なくなったり。
お客様の信頼は、こういうところから失われていきます。
そしてちょっと長めの納期を設定したら、
次はその納期よりもなるべく短い期間で
納品することを目指します。
そうすることでクライアントからは
「納期よりだいぶ早く上げてくれてありがとう」
という印象を持たれるだけでなく、
スケジュールに余裕を持った状態で作業に
着手できるので、心理的にも負担が少ないです。
自分が安易に設定した短納期に振り回されがちな人は、
あえて長い納期にできないかを考えて、その前提で
早めに上げることにチャレンジしてみてください。
~編集後記~
- 今日から月次決算支援。第1営業日です。もう私がタスクの一次担当になることはなくなって
現状はタスクの引継ぎと、非効率な点の効率化施策への取組です。腕の見せ所ですね。 - 昨日のブログでも少し触れたある企画の骨子の検討と費用のお見積り概算を。
どんなコンテンツになるか自分でも楽しみですが、どうなることやら、ですね。 - 並んでストーブにへばりついているうちの猫たち
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