企業の活動を「説明」するための「会計」

会計

「会計」は英語で「accounting」と言います。
「accounting」を直訳すると「説明」。
なぜ「会計」=「説明」になるのか、ご存じでしょうか?

企業は儲けるために様々なビジネス活動を展開します。
新しい商品を開発するための研究開発を行ったり、
巨額な設備投資と、これを行うための資金を銀行から借りたり、
優秀な人材を高額な報酬でスカウトしてきたり。

そういった色んな活動を企業は行いますが、
活動した結果はどう表現されるのでしょうか?

企業の法律上の所有者は、出資をしている株主です。
また、企業にお金を貸した銀行からすれば、利息の支払いや
元本の返済をしてもらえるかどうかが心配です。
政府の目線では、適正に税金を納めてもらう必要があります。

なので、企業がどのように活動し、その結果がどうだったのか、
利害関係者にとっては重要な関心事です。

つまりその「活動」について、経営者は利害関係者に
「説明」をする必要があります。

そのために作成されるのが「決算書」。
企業の1年の活動を数字等を通じて利害関係者に「説明」する。
そしてその「決算書」は「会計」のルールにのっとって作成される。

だから「会計」は「accounting」なんです。

この「会計」を理解できるということは、すなわち
「決算書」を理解できる、そして企業の活動を理解できるということになります。

この「決算書」を読むための手法である「会計」、
英語の由来とともに、ぜひ知っていただきたいと思います。

~編集後記~

  • 今日は妻と2025年の旅行計画を。館山の安房神社、神奈川の大山登山、
    西表島でのアクティビティなど、早めにいろいろと段取りました。
    早いところではもうホテルの部屋が埋まっていたり。皆様行動が早いですね。
  • どアップにしたら目つきが悪くなったうちの猫
なんか近くない?(なみ)

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