この「自炊」というのは、外食をやめて自宅で食事を作る、
という意味の自炊ではありません。
独立してからできるだけ外部に作業を委託せず、面倒でも
自身で学びながらチャレンジしてみる、ということです。
現在、「会計メールコンサルティング」というサービスをリリースすべく、
色々と準備を進めています。
例として
- 顧問契約するほどではないものの、単発で会計処理について聞いてみたい
- 監査人に判断を仰ぐにあたってこの見せ方でよいか事前に確認しておきたい
- 他社事例の調査やあるべき仕訳のイメージを知りたい
というニーズをお持ちの経理ご担当者様が対象になるでしょうか。
こちらを、HP上のお問い合わせフォームからお申込みいただいた上で、
メールにてやりとりして回答を差し上げる、という形態を想定しています。
曲がりなりにも会計監査に14年、会計アドバイザリーに4年携わってきましたので、
それなりにご提供できるものはあるのではと考えています。
(継続した研鑽ももちろん必要です)
ところが、これをリリースするにあたってのハードルが、
テクニカルな面も含めてかなり高いと感じています(私だけ?)。
- 料金はどうするのか
- 1つの相談案件についてメールのやり取りは何回まで可能にするのがよいか
- HPでお問い合わせフォームを作るにはどうしたらよいか
- お問い合わせフォームにはどのような入力項目を準備したらよいか
- お申込みいただいた場合に自動返信したいがどう設定するのか
- 決済の仕組みをどう構築したらいいのか、決済代行サービスはどの業者がいいのか
- プライバシーポリシーはどういう要素を織り込むべきか
ざっと上げただけでもこれだけ。
特に3つ目以降は会計の知識から離れたノウハウなので、
ほぼゼロベースからの勉強となります。
こういう時、HP制作のプロにお金を払って頼むという選択肢があります。
経験のない自分がやるよりも、プロにお願いしたほうがクオリティも高いし時間もかからない。
アウトソーシングの強みですね。
ですが私は、なるべく自分で構築していきたいと思っています。これがここでいう「自炊」。
学んだことが強みになり、将来のお仕事につながると信じているからです。
外部にお金を払って頼むデメリットとして、自分の中にはノウハウが残らない点があります。
実際に作業するのは外部の方ですから。
一方で自炊は、試行錯誤もしますし時間もかかりますが、
自分の中にちゃんとノウハウが蓄積されます。
いわば時間を自分に投資しているような感覚です。
そしてこの蓄積されたノウハウはどこかで必ずアウトプットにつながり、
誰かに対する付加価値の提供になります。
これからもっともっと新しいことにチャレンジしてすることになると思いますが、
それらに関しても可能な範囲でなるべく「自炊」していきたいと考えています。
まぁ、自炊に固執しすぎで全然前に進まない、だと困ったちゃんですが笑
周りの方のお力も適度に借りながらも、自分に投資することを忘れずに。
~編集後記~
ペン字
- IPO実務検定試験上級の勉強。内部管理体制を中心にやりました。
- 夜は妻と自宅で餃子づくり。焼き担当私です。フライパンの熱し方と、蒸すときの
水の量の調整がうまくいき、なかなかいい感じに仕上がりました。 - 2人仲良く添い寝するうちの猫たち
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