既存のやり方を変えて効率化を
目指そうと思ったら、一度は必ず
非効率化の道を通らなくてはいけません。
そこを越えて初めて効率化にたどり着きます。
業務には、過去確立したやり方というのが
存在して、基本はそれを脈々と受け継ぎます。
ですが、どこかで「もっとこうしたいな」
「この方がもっと早いんじゃないか」と
アイデアが出て、効率化を模索します。
Excelであれば新しい関数を組んだり、
マクロを導入したり。
システムであれば既存システムを
改修するか全く新規のものを入れたり。
なんですが、やり方を変えた直後に
よくあるのが「なんかやりにくい」
「意外と手間がかかる」という声。
こういう印象を持ってしまうと、
「もしかして効率化失敗?」と
思うことがあります。
ですが、やり方を変えた直後に
そう感じるのはむしろ当たり前のことです。
新しいやり方は、当然全員が
始めて取り組むわけなので、
マニュアルを確認しながらだったり、
前のやり方が染みついていて
つい前の通りにやってしまったりと、
必ずどこかで「非効率」と感じて
しまうような感覚に陥ります。
もしそこで「非効率」と感じたら、
こう思うようにしてみましょう。
「あ、いま効率化に向けて順調に
進めているな」と。
新しいことには、違和感を感じるのが人間です。
前のやり方から変えるわけですから、
そこに違和感が生じないわけはありません。
なのに、この違和感をネガティブに捉えて、
「ああ、非効率だ」と思うのは時期尚早。
そこを突破して初めて得られる「効率化」が
待っているので、諦めずにやり続けましょう。
ちゃんと考えて作られた手順なら、
必ず「効率化」できます。
もちろん、手順そのものに問題がある
可能性もあるので、どこかで見極めなきゃ
いけませんが。
新しいことをやるのは、違和感を消す作業。
効率化を達成するためにも、違和感は
大切にしてください。
~編集後記~
- 今日は3月下旬にある「ハロー!会計」の
公開講座の準備を。既存コンテンツを
使うつもりですが、ちょっと改修した
ほうがよさそうなところがありそうで、
原稿見ながらイメージを組み立てました。
なるべく子どもたち主体になれる
講義にしたいですね。 - お昼は外でランチを。ダンスでつながった
友人で上海から一時帰国している方と
何年かぶりにお会いしました。お気に入りの
イタリアンも紹介でき、話に花も咲いて、
大満足でした。 - 首に尻尾を乗せられて不満げなうちの猫

告知
3月に日本公認会計士協会東京会が
会計イベント「ハロー!会計」を開催します。
親子でお金のことを学べる貴重なイベント。
参加無料なのでぜひ足を運んでみてください!
詳細はこちら

【小学生】
日 時:2025年3月20日(木・祝)
14:00~16:00
※13:30開場。13:50までに
会場にお越しください。
会 場:公認会計士会館 ホール1
対 象:小学4~6年生
参加費:無料
定 員:40名(先着順)
※申込多数のため、定員増えるかもしれません。
【中学生】
日 時:2025年3月16日(日)
14:00~16:30
※13:30開場。13:50までに
会場にお越しください。
会 場:公認会計士会館 ホール1
対 象:中学1~3年生
定 員:84名(先着順)