2025年はより「セレンディピティ」な年に

教養

新年あけましておめでとうございます。
2024年は大変お世話になりました。
2025年もどうぞよろしくお願いいたします。

皆様は「セレンディピティ」という言葉をご存じですか?
これを得られるかどうかで、自分の可能性が高まりも低まりもする
人生でめちゃくちゃ重要な要素といってもいいと思います。
2025年が楽しい年となるかもこれ次第、かも。

ではこの「セレンディピティ」は、どういう意味なのか?
せっかくなので、chatGPTに聞いてみました。

セレンディピティを日本語で言うと何?

ChatGPT
「セレンディピティ(serendipity)」は日本語で表現すると、主に以下のような言葉で言い換えられます:

1.思いがけない幸運
偶然の巡り合わせや、予期せぬ良い出来事を指します。

2.幸運な偶然
偶然から素晴らしい発見や成果が生まれることを表します。

3.偶然の発見
何かを探している途中で、意図していなかったものを見つけることを意味します。

例えば、科学の世界ではセレンディピティによって重要な発見がなされることが多く、ペニシリンの発見がその一例です。

背景:
この言葉は18世紀にイギリスの作家ホレス・ウォルポールが、スリランカを舞台にした童話『セレンディップの三人の王子』から引用して生まれたものです。この童話では、主人公たちが機知に富んだ推測で幸運な発見を繰り返します。

思いがけない幸運、幸運な偶然、偶然の発見。
これが「セレンディピティ」です。

人間、誰しも幸運に巡り合いたいですよね。
どんなにストイックな人でも、不幸に巡り合いたいという人はいないと思います。

あえて辛い環境に身を置くという人はいますが、
それはその辛い環境にいることがその人にとって幸運なわけで。
幸運を追い求めていることに変わりはありません。

となると、次に確認すべきステップは以下です。

その「セレンディピティ」に、どうしたら多く巡り合うことが出来るか?

これがわかってしまえば最高ですよね。
幸運に巡り合うことが意図的にできてしまうんですから。
こんなに楽しい人生はないわけです。

でも実際は、なかなか「セレンディピティ」に巡り合えていない人が大半です。
「最近楽しいと思えることがない」
「何か面白いことないかな」
「毎日が惰性でつまらない」
こういう声ならいくらでも聞くんですが。

私は、この「セレンディピティ」への巡り合い方を知っています。
100%確実とは言えませんが、少なくとも巡り合える確率は上げることが出来ます。
だからこそ、2024年は自分にとって楽しめた1年になりました。

ではどうしたら巡り合えるか。
その答えは、実にシンプルです。

「どんな小さなことでもいいので、新しいものに向けて行動すること」です。

こう聞くと、当たり前じゃないか、と思うかもしれませんね。
色んな書籍や自己啓発セミナーなどで散々うたわれてきているフレーズですから。

でも、一度自分を振り返ってみてください。
2024年、「セレンディピティ」に巡り合うために、行動してきましたか?
あなたにとって「セレンディピティ」をどうやって引き寄せてきましたか?
こう質問されると、言葉に詰まってしまう方も多いんじゃないでしょうか。

さきほどのこういう声。
「最近楽しいと思えることがない」
「何か面白いことないかな」
「毎日が惰性でつまらない」
これらはすべて、「セレンディピティ」に巡り合うための
行動を起こしていない人がよく言う言葉です。

「何か面白いことないかな」というのは、待ちの姿勢。
じっと一つのところにとどまっていたままで、偶然の幸運を待っている。
この状態で幸運に巡り合える可能性なんで、高まるはずもないですよね。

道を歩いているからこそ、新しいお店を発見できます。
人と会うからこそ、他社の考えから学ぶことができます。
知らない場所に行くからこそ、その土地の文化に触れることができます。
行動が「セレンディピティ」につながるんです。

ちなみに、待ちの姿勢でも偶然の巡り合わせが来ないわけではないですが、
私はこれは「セレンディピティ」とはちょっと違うんじゃないかと。
あくまで新しいことに向けて行動した結果起きるのが「セレンディピティ」なので。

ちなみに、行動しても望まない結果になってしまうことは当然あります。
全部が望む結果になることが出来たらスーパーマンすぎます。

それはその通りなんですが、だからといって「失敗するくらいなら
行動したくない」と思ってしまうのは本末転倒。

確かに失敗するかもしれませんが、それは同時に「セレンディピティ」に
巡り合えるチャンスを自ら手放していることにもなるので。

それに、失敗することは決して悪いことではありません。
むしろ失敗は成長のチャンスなので、ある意味これも「セレンディピティ」と言えます。

取り返しのつく範囲であれば、失敗は積極的に経験していきましょう。
それだけ成長できます。

私も新しいことに向けて行動したことで、2024年は
多くの「セレンディピティ」に巡り合えました。

独立をはじめとして、鹿児島&長崎歴史探訪、台湾3泊4日1人旅、
HP自作、フリーランス塾、コラム執筆、外部セミナー講師、屋久島で縄文杉トレッキング、
などなど…

どれもこれも楽しめましたし、学びになりました。

2025年、皆様は「セレンディピティ」に巡り合うために
どんな行動をされますか?

私が今計画&構想を考えているのは

  • 20代中盤~後半の方を中心とした「決算書の読み方講座」の開催
  • 千葉の成東で1日農業体験
  • 館山の安房神社へ参拝(金運が上がるそうです)
  • オランダ旅行(2月下旬~3月頭)
  • 神奈川県の大山登山
  • 出雲大社へ参拝
  • 沖縄の西表島旅行

という感じです。
ほとんど仕事以外じゃないか(笑)

ですが、こういう仕事以外での行動力を磨いていくことも、
仕事に何かしらつながっていると経験上わかっているので、
積極的にいろいろ動いていこうと思います。

2025年が皆様にとって素敵な年となることを祈りつつ。

~編集後記~

  • 午前中は妻の実家へ新年のご挨拶。お屠蘇とおせちをいただきつつ、
    飼っている猫とたわむれました。
  • 午後は吉田松陰が祀られている松陰神社へ。2024年をつつがなく過ごせたことへの感謝と、
    2025年も楽しく頑張ります、と伝えてきました。その後引いたおみくじは吉。
    あんまり大吉が出た記憶がないんですよね。
  • 新年を迎えても相も変わらずストーブに張り付いているうちの猫たち
年が明けても寒いものは寒いのです(上からハナコ、カツオ、ウメコ)