独立すると、組織から仕事を与えられなくなるので、
自分でアプローチしていくことになります。
そして、自分からアプローチするということは、
そこに「選ぶ」という行為が発生します。
選ぶからには、選ぶための「軸」を持ちましょう。
私はその際の軸として「楽しいか」「勉強になるか」
という視点を持つようにしています。
図にするとこんな感じです↓
できるなら、ぜひ①を目指しましょう。
楽しいうえに、勉強になるんですから。
楽しくて勉強になるなんて、こんなありがたい話はありません。
一番よくないのは、もちろん④。
楽しくないし、勉強にならない仕事からは一刻も早く脱出するべきです。
(いろいろ事情があって抜けられないこともありますが)
すぐに飛びついてしまいがちなのが②。
楽しいのでつい、という感じです。ですが勉強にはなりません。
もうある程度経験したような分野での仕事は、やり方がわかっていて
スムーズに進められる分楽しいかもしれませんが、勉強にはならない。
ここからもできれば抜けたほうがいいでしょう。
悩ましいのが、③。
楽しくはない仕事だけど、勉強にはなる。
ここをどうするかはその方の好みにもよるかもしれません。
私個人としては、楽しくない状況のほうがイマイチに思うので、
ここからも抜けたいタイプの人です。
勉強にはなるからその点で後ろ髪をひかれますが、だったら
同じ勉強をできて楽しいと思える仕事にアプローチしていきます。
組織に勤めていると、この2つの軸の選択の自由がかなり狭まります。
組織としてしなければいけない仕事がありますから。
自分が楽しいかどうかよりも組織の利益を追求しないといけない場合があるからです。
(決して「だから勤め人はよくない」言いたいわけではありません)
勘違いしてはいけないのは「楽しい」を「楽(らく)」と混同しないこと。
「楽(らく)」は「勉強にならない」につながる可能性があるからです。
勉強になる仕事はそれなりに大変なものです。決して「楽(らく)」ではありません。
「楽(らく)」で「勉強になる」という環境は稀だと思っておいた方がいいでしょう。
皆さんも、ぜひ①を意識して今の仕事を見直してみてください。
~編集後記~
- 今日は新しい現場へ。プロ投資家向け市場である東京プロマーケットでの
上場を目指すクライアントのショートレビューでした。
試算表や勘定明細の分析とヒアリングをメインに。 - リースコラム第3回目の原稿を提出。リースセミナーがあって進捗できて
いなかったのですが、やっと提出できて一安心、です。 - 頭と体の大きさのバランスが全く合っていないうちの猫
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