おとといの教育新聞に「教職員の16%が平日4時間以上の時間外勤務 全日教連調査」
という記事が掲載されていました。
(有料記事なのでURLはなし)
平日の勤務日が20日だとすると、1日4時間で月間80時間。
過労死ラインに達している状態です。
今はまだ理想を議論する状況が整っていないのかも
先日下記のブログで教育の理念や内容が議論されていないんじゃないか、
といった内容を書きました。
ただ、この現状に鑑みると、それどころじゃないのかもしれませんね。
「マズローの欲求段階説」を聞かれたことはあるでしょうか?
人間の欲求を5段階に分けて、下から順番に人間はその欲求を
満たそうとする説のことです。
人間はまず物質的欲求から満たそうとします。
お腹がすいた、トイレに行きたい、異性が気になる、寝たいというのが生理的欲求。
経済的に満たされたい、健康でありたいなど、安全で豊かな生活を求めるのが安全欲求。
今の先生方は、この安全欲求が満たされていない状況の方が多いんじゃないでしょうか?
だとすると、確かに理念や教育の中身も大切ですが、
それを達成するためにはまず先生方の経済面や勤務環境を
改善しないと次のステップに行けなさそうです。
そしてこの現状が何十年も放置されてきたことは、
日本にとって大きな損失であると言わざるを得ませんね。
そんな状況でもできることはある
とはいえ、理念などを完全に後回しにしていいわけでもなく。
出来るとこはしっかりと教育の質を上げていかなきゃいけません。
子どもたちは、1日1日が大変貴重ですからね。
油断しているとあっという間に大きくなって間に合わなくなってしまいます。
今月は18日は、日本公認会計士協会東京会の「ハロー!会計」の活動の一環で、
喜多見にある国本女子中学校を訪問してお金の授業をしてきます。
先は長そうですが、自分にできる活動を粛々とやっていくだけですね。
~編集後記~
土曜日の朝は週1で自宅で挽いた無農薬コーヒーを。細挽き寄りに挽いて、妻が作ってくれたバナナパウンドケーキとともにいただくのは最高ですね。
午後はダンスレッスン。超基礎的なところを入念に練習しました。ちょっとした角度やタイミングで見え方が全然違いますね。奥が深いです。
爪とぎの陰で愛でられるのをけなげに待っているうちの猫
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