今更、私が言うことでもないですが、当たり前のように
RPA、AI、chatGPTといったデジタル用語が飛び交っていますよね。
時代の流れが本当に早いと感じています。
今時デジタルを使えないなんて遅れてる、とか。
今後AIが切っても切り離せない存在になっていくよ、とか。
至るところでAIに関するセミナーだったり、デジタルに関する書籍だったり、
ちょっと検索するだけでたくさんのデジタルに関する情報が溢れています。
実際に、この先デジタルのことがわからないとやっていけない、
ある意味「常識」みたいな形になっていくんでしょうね。
もちろん、その時流に乗っかることを否定はしません。
今から勉強を始めるのもいいでしょうし、私もちゃんと勉強しようと思っています。
ですが、そこで止まってはダメなんじゃないかと。
今一番流行ってるもの、その先を見据えなきゃいけないと思うんです。
今流行っているということは、それが大衆、「マス」という状況だと思います。
ただ、これまでの歴史を見ていると、マスと同じことを
やっている人はきっと歴史には名を残していないでしょう。
むしろ、マスから外れた時代には合っていないニッチなところに
神経を注いでいるような人物が歴史に名を残しているんじゃないかなと。
いわゆる「先駆者」ですね。
私も時代の波にはある程度乗りつつも、そういった
何かしらの先駆者になりたいなと考えています。
じゃあ、このデジタル時代に先駆者となるような分野は何か。
希少価値を持つ分野と言い換えてもいいですが。
デジタル、特にAIというのは、いわば私たちの左脳を代替するツールです。
論理的思考とか数字的な分析とか、
そういったものに関してはAIは非常に強いです。
人間なんか太刀打ちできない量のデータを扱って、
瞬時にその答えを導き出してくれるでしょう。
しかし、AIにも代替できないものがあるんじゃないかと思います。
それは右脳の部分です。
例えば、直感力だったりインスピレーションだったり第六感だったり。
そういったものに関しては少なくとも今のAIには力はないす。
もちろん、今後はどうなるか分かりませんが。
5年後、10年後の世界を想像してみてください。
おそらく、AIが当たり前になっている時代になっているはずです。
けれどどんな時代でも希少価値の高いものが求められます。
そういった5年後、10年後の先を見据えて、今何をやらなければ
いけないかを考えなければいけないと思います。
直感力とかインスピレーションなんて、一朝一夕で磨けるもんじゃないですからね。
じゃあ、具体的にどうやったらそういう右脳的な部分を鍛えることができるのか。
これに関しては、不動産会社であるらくだ不動産の代表取締役、大西倫加紀香氏が
登壇するセミナーで話を聞いたことがあります。
セミナー参加者から「どうやったら直感力が鍛えられるか?」という
質問を受けた時に、こうおっしゃっていました。
「五感を磨いてください」
人それぞれ、五感には得意な部分とそうでない部分があります。
ものを見る目が違ったり、においで違和感を感じ取ったり、
同じ音でも他の人とは違う聞こえ方がしたり。
そのそれぞれが得意な五感を研ぎ澄ましていくことで、
その過程で直観力も鍛えられるとか。
これは私の解釈ですが、例えば質の良いクラッシック音楽を聴いたり、
ロックバンドでも音にこだわっているバンドの曲を聴いたり。
美しい絵画を見たり、素晴らしい景色を見たり。
そういったことを通して五感を磨いていくと、自然とそれにまつわる
直感も磨かれていくんじゃないかな、と。
そういう右脳的な人材が、AIが十分に浸透しきった世の中では
重宝されることをイメージしています。
そして五感にいい刺激を与えられるするようなものは、
非日常の中にあることがあります。もちろん日常の中にもあるでしょう。
そういったものに触れるために、今まで行ったことのない場所に行くとか、
会ったことのない人に会ってみるとか、どんどん新しいことに
チャレンジしていくのがいいんじゃないかと思います。
在宅勤務でリモートワークも効率的で素敵ですが、
たまには家を離れて、そういった五感にいい刺激になるものに
触れていくのもいいんじゃないかなと思います。
そして今後は、長期的に見れば、そういった人が希少価値の高い
人材になっていくんじゃないかなと想像しています。
AI時代のその後を見据えて、今から右脳を鍛えていきましょう。
~編集後記~
- 10月度の月次決算支援第2営業日目。今日も本番環境での引継ぎです。
理解を確認しながら進める必要があるので、多少時間がかかっても
あせらずじっくりやっていかないとですね。 - ライター養成講座の宿題を。マインドマップを使ってリースコラムの
文章の下書きをしました。いきなり書き始める前に全体像が整理できるので、
これは今後も活用していこうと思います。 - 今日も当たり前のようにおっさん座りのうちの猫
【SNS】フォローお願いします
- X(旧Twitter):会計・その他気づきの発信
- Instagram:日々の自己研鑽を発信
- note:旧ブログ。