コンサルに求められる「スピード感」

会計

監査法人で監査に14年携わった後、会計アドバイザリー、
いわゆる会計コンサルの部署に異動しました。
今でもよく覚えているのが、そのスピード感が桁違いだったということです。
(私がどんくさかっただけかもしれませんが)

私の勝手な感触ですが、クライアント次第ではあるものの、総じて監査部門は
一般事業会社やコンサルと比べてそこまでスピード感があるような
部署ではなかったように感じます。

でも一般事業会社に常駐させていただいたり、コンサル部門で
プロジェクト業務に関わることになったりしたときに、こんなにも
早いスピード感で動いていたのか、と衝撃だった記憶があります。

月次決算がよい例ですよね。
例えば第6営業日までに単体決算を締めなければいけないとなったときに、

誰が
何の作業を
どうやって

というのはそりゃ当然だろうとは思いましたが、それに加えて
「何営業日の何時までに」という1時間単位で進捗をカウントするのが
私にとってはカルチャーショックで、それを知って以来、
「クライアントと同じようなスピード感で動かなくては」と
気を引き締めるようになりました。

しかも、クライアントと同じスピードで動くだけでは
せいぜいクライアントの「期待通り」。
満足いただくためには、クライアントの期待を超えなくてはいけません。

期待に応える=期待通りにやる ではない
コンサルティング業務に携わっていると 「クライアントは私(達)に何を期待しているんだろうか?」 という気持ちに必ずなります。期待がわからずしてニーズにマッチしたサービスは提供できないからです。 でも期待通りにやればいいかというと決してそうで

独立して仕事をしていると、横で一緒に働いている人が
いつもいるわけではないので、
ついつい自分のペースで仕事をやりがちですが、
このスピード感は忘れないようにしないと。

そのためには、どのタスクをいつまでにどのタイミングで実行するか、という
日々のタスク管理がより一層大切になってきます。

独立して4カ月と約半分。
一人で仕事をするのにも多少慣れてきましたが、
ついつい甘えが出てスピード感をおろそかにしがちです。

このスピード感を少しでも保つためには、
周りの人に「これこれをいついつまでにやりますので」と
宣言してしまう
のがいいでしょうね。

言った手前、約束を破るわけにはいきません。
有言実行しなければいけない環境に身を置くことで、
確実にタスクを実行できる状況を作るわけです。

プレッシャーではありますが、どうすれば自分を律することができるのかを
最優先に、スピード感を保てる環境を構築していきましょう。

~編集後記~

  • 午前中は映画「サウンドオブフリーダム」を妻と映画館で鑑賞。実話をもとにした人身売買の実態を描いた作品で、ぜひ知っておくべき大切な話だと思いました。まだやっていると思うのでぜひ映画館に足を運んでみてください。
  • 映画の帰りに、行きつけのエシレバターを使ったスイーツ屋さんに。有塩クロワッサンとフィナンシェ、あと初めて買うクッキー?的なものも。紅茶やコーヒーと一緒にいただくのが楽しみです。
  • 夜は会計普及委員会のオンライン会議。コンテンツの修正と、これまで行われた学校訪問の報告、今後の予定などを協議しました。私は10/25に学校訪問に行ってきます。
  • ベッドの上で愛でられるのをガン見しながら待っているうちの猫
早くしなさいよ~(みっちゃん)

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