「自分には特別なスキルなんてないから、独立しても差別化できない」
「仕事上の取り柄も特にないし、自分のスキルだけで食べていくなんて無理だ」
なんて思っている人は非常に多いですが、自分のスキルは決して当たり前ではありません。
自分では当たり前と思っていても、他の人からしたら喉から手が出るほど欲しい、
価値があると思われるスキルである場合があるんです。
これは市場に飛び込んでみないとわからない部分だと思います。
今日は月次決算支援の第3営業日でした。引き継ぎもある程度進み、今のところ
会計相談対応に時間を割くことが多いのですが、協議の結果、起票しなきゃいけない
仕訳をホワイトボードに書き込んでいたところ、会社のご担当者様から
「こうやってさらさらと仕訳が書けるって本当に凄いな」
というコメントをいただきました。
この時、改めて気づいたのは、「自分では当たり前のスキルと思っていたけれど、
仕訳を作れるって実は希少価値の高いスキルなんだな」ということでした。
しかも、簿記の勉強や資格試験のようなペーパー上の仕訳ではなく、
実際の実務に落とし込めるような形の仕訳を切れるというスキルで
コメントをいただけたので、改めて自分のスキルに自信が持てたと思えた瞬間です。
人は知らず知らずのうちに、自分の能力にキャップをかけているような気がします。
特に日本人は、良い意味でも悪い意味でも謙虚さがあるので、
「自分なんてまだまだです」とか「大したことありません」とか、
無意識のうちに自分の能力を過小評価しているような面もあると思います。
多分ですけど、海外はそんなことないですよね。
自分がこんなことができる、あんなことができる、こんな経験もある、
他の人にはないスキルだ、だから自分にはこんなに価値があるんだ、
というのを明確に自己主張する人たちが多いように思います。
日本人には日本文化の美しさがあるので、外国の方と同じように
主張しないといけないというつもりはありませんが、少なくとも今、
自分が身につけてきたスキルや能力、経験は、必ずどこかで一定の
市場価値を持っているということに気づいてほしいんです。
ただ、少なくとも今の環境にいたままでは気づきづらいでしょう。
新しいコミュニティに入ったり、転職したり、場合によっては独立したり。
そういった環境の中でスキルを使っていると、「こんなところでこのスキルが
役立つんだな」という機会に巡り会います。
市場価値を感じたかったら、感じられる環境に自らを置きましょう。
そうすると、今まで見てこなかった自分の可能性や活躍の場が
見えてくるかもしれませんよ。
~編集後記~
- 今日は月次決算支援第3営業日。引きが強い(?)のか何なのか、最近悩ましい会計論点の
相談が多いように感じます。たくさん経験値が積めるので、いいんですけどね。 - リースセミナーパワポ作成を。リース開始日の使用権資産・リース負債の計上、貸手の
会計処理スライドがほぼ完成しました。あとスライド10枚強くらいで今のところ1日2枚の
ペース。もう少しピッチを上げたい。 - 撫でてほしいアピールを背中で語るうちの猫
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