暇がないくらいの方が時間を有効活用できる、ことも

教養

人によって好みが分かれるとは思いますが、何かしら予定が入っている方が良い人と、
ある程度暇な時間があった方が良い人と、大きく2つに好みが分かれると思います。

どっちが正しいということは無いのですが、自分個人としては、ある程度
予定が詰め込まれていた方が、時間を有効に活用できるような気がしています。

時間に余裕を持っておくことは良いことです。
何か突発的に対応しなきゃいけないことができたときに、それに対処することができますから。
全く余裕がないと、トラブルが起こったときに吸収できるバッファーがないですよね。

ただ、時間に余裕があることのリスクとして、余裕があるからこそ
タスクがどんどん後ろ倒しになっていく
ということがあるのも事実。

長期的に取り組まなければいけないものほど、「今じゃなくてもいいや」という
マインドになり、振り返って「あの時からコツコツやっておけばよかった」と
後悔するパターンです。

このように、予定がパンパンなのも余裕がありすぎるのも、
どっちもメリット・デメリットがあるので、自分にとって
どっちの方がより合うかという視点で取り組むのがいいと思います。

私は現在、月次決算支援業務を受け負っているので、月の上旬に予定が多いことが通常です。
逆に中旬から下旬にかけては、割と自分に自由な時間を使える傾向にあります。

こういう状況を見たときに、朝から晩まで拘束されている上旬の方が、
使える時間が限られているので、その限られた時間をどう有効活用しようか、
効率的に使っていこうかというマインドが強く働き、より多くの成果や
アウトプットが出せる傾向があります。

反対に、月の中旬・下旬は拘束されている時間も少なく、自分のペースで物事を動かせる。
逆に言えば、ちゃんとコントロールしないと、時間がいたずらに過ぎていってしまうので、
意識をしないと成果やアウトプットが低いものになりがちです。

じゃあ、私が中旬・下旬の成果やアウトプットをどうコントロールしているかというと、
1つの手段として、定期的に場所を変えてみる、ということをやっています。

例えば、午前中は図書館、午後はカフェ、夕方は自宅、というように、
その場所ごとに使える時間を切り分け、「何時までに移動しなければいけないから」という
タイムリミットを自分に設けるイメージです。

こうすれば、月の上旬のように使える時間に限りがあるような状態を
意図的に作り上げられるので、多少なりとも成果物やアウトプットの質を
上げることができると思っています。
(実際に上がってるかどうかは他者評価にゆだねられますが)

独立後で重要な要素の1つは、いかに成果物やアウトプットの質を
自分自身でコントロールしていくか、ということ。

組織に勤めていれば、先輩や上司からタスクが自動的に振ってくるので、
そのタスクに応じて作業していれば、ある意味楽でした。
督促も、レビューもしてくれますしね。

でも、独立後はタスクを設定するのも自分、期限を設定するのも自分、
品質に責任を負うのも自分、時間管理もすべて自分次第。

逆に言うと、誰かにタスクを与えられないと動けない、
締め切りを言われないと実行できないという方は、独立後はすごく苦労すると思います。
独立してはいけないというわけではないですよ。

もし独立を考えているのなら、今から個人でのタスク管理や時間管理をする仕組みを
構築する練習をしておくのも1つの手だと思いますので、
準備にあたってはぜひ考えてみてください。

~編集後記~

  • 朝はカフェでリースセミナーのスライドづくり。次の予定までの限られた時間でやる業務は
    逆にはかどるので個人的には性に合っています。
  • その後クライアントに向かい、11月度の月次決算支援初日。前月に引き続き、
    中途採用の方への引継ぎがメインです。裁き切れないイレギュラー案件は私が。
  • ストーブを消されて無言の圧力をかけてくるうちの猫
寒いんですけどー!(←カツオ みっちゃん→)

【業務のご案内】

【SNS】フォローお願いします