イレギュラーが起きても進捗が悪くても冷静でいるには

教養

仕事で何のイレギュラーもなくトラブルもなく
進捗がすこぶるいい時なんてまずありません。

私の経験則でいうと、100回同じ業務にあたって
数回あるかないかってところでしょう。

それくらい毎回何かしらあるものです。
むしろ何もないほうが「何か検討漏れがあるんじゃ…?」と
心配になるくらいです。

どうせ色々と起こるんであれば、何か起こることを
前提に心づもりしておくべきです。

私が勤め人時代に心がけていたのは
1.騒いで周りに自分の状況を知らせる
2.今どんなタスクがあるのか、視覚的に書き出す
3.各タスクで今後やるべきことを5W1Hの観点で整理する

まずはなんといっても1です。
一人で抱えているのが一番よくない。
そして騒ぐことで自分一人の問題じゃなく
周りも含めた全員の問題に置き換わることになります。
問題を共有すると肩の荷が少し降りて気持ち的に安定します。

そして2。
色々と巻き起こっているときは頭の中もぐちゃぐちゃで
タスクが整理されていないことが大半です。
これを冷静になれていない頭の中だけで
整理しようとしてもうまくいくはずもなく。
目に見える形にすることが大事です。

最後の3.で、タスクの基本に帰ります。
What(何をやるか)
Why(なぜやるか)
When(いつまでにやるか)
Where(どこで、どの部署でやるか)
Who(誰がやるか)
How(どうやってやるか)

ここまでたどり着ければもう落ち着いているはず。
順番も大事で、まずは誰かに知らせることが最優先。
2と3のステップを1人でやろうとしてもちょっと厳しいです。
誰かを巻き込みながら2と3に取り掛かる方がよっぽどいいです。

ちなみに独立するとなると騒いでも周りに聞いてくれる人が
少なくなるので、ちょっとハードルが上がります。

なるべく人脈を築いておいて、何かあったら頼れる
ネットワークを作っておきましょう。
いざという時に必要なのは人脈です。
ただ頼りっぱなしもよくないので、たまには
自分の知見を使って他の方が困っているときは
ヘルプに回れるようにしておくべきです。
持ちつ持たれつですから。

慣れの部分もあるので、まずは騒ぐ!と覚えておくだけでも十分です。
何事もクールに行きましょう。

~編集後記~

  • 月次決算支援第3営業日目。まさに今日はイレギュラーが多い日でしたが、さっきのやり方でクールに仕事ができました(進捗がいいという意味ではないです笑)
  • ライティングスキル向上のため写経と音読を。IPO実務検定HPのコラムの続きでやりました。
  • 読書。尊敬する経営者・不動産コンサルタントの長嶋修さんの新刊「グレートリセット後の世界をどう生きるか: 激変する金融、不動産市場」です。この方の世の中の見立ては独特かつ本質を捉えていて勉強になります。
  • 完全に脱力して手の位置を変なところに置きながら熟睡するうちの猫
おなかいっぱいだから寝るわ~(ハナコ)

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