子どもたちは大人になるまで様々なことを学んでいきます。
ですが時間は有限で、何でもかんでもというわけにはいきませんし、
教育においては何を優先、重視していくかは考えていく必要があります。
国語?算数?理科?社会?英語?体育?音楽?図工?家庭科?道徳?
学校の教科をベースにするとこのような分け方でしょうか。
理系・文系など、将来どのような道に進むかにもよるでしょうし、
得意科目・苦手科目もあるでしょう。
でも私は、どの教科でも共通して学んだ方がいいものがあると思っています.
それは、現在に至るまでの経緯や背景です。
社会がわかりやすいので例にとってみましょう。
今の歴史の勉強は「○○という人物がXX年に△△を作った」という
歴史的事実を暗記してそれを試験で答えさせるという、
記憶力を競うような教科になっています。
これをそうではなくて「なぜその○○という人物は△△を作るに至ったのか?」
という経緯や背景にフォーカスして学ぶんです。
国語なら「この文学者はどういう境遇に育って、どういう考えをもってこの作品を書いたのか?」、
英語なら「この英単語の起源は何からきているのか?」
算数(数学)なら「この公式で答えが導けるのはなぜなのか?」
という具合でしょうか(すべての教科に触れるときりがないのでこのくらいに)。
なぜ現代に至るまでの経緯や背景を学ぶべきかというと、
どんな分野でも我々の先人が知恵を働かせて
今日の形まで進化させてきたわけですから、
単に事実だけを暗記するのではなく、その背景を踏まえて
学ぶ方がより理解が深まりますし、何より腹落ちしやすいです。
また、背景などを深く理解している人は、人間としての深みもある人が多いです。
背景などの理解をしながらの勉強は、正直時間がかかります。
ですが、肝心な部分を抜かしていては本質的な学びはできません。
ぜひ暗記偏重型の偏差値教育からの脱却を図ってほしいものです。
~編集後記~
- ペン字。まだ紙の練習帳が残っていたことが判明。それが終わるまでiPadペン字はお休みします。
- IPO実務検定試験上級の勉強を。事業等のリスク、公開価格決定、適時開示、収益認識会計基準。
- もとEYで先に独立された方とランチを。そろそろ始まるIPOコンサルに関する今後の予定を確認しました。その他にも私のやりたい教育・研修関連でご紹介をいただけそうな話もありよいランチでした。
- ランチの帰りにお気に入りのエシレバターのお店へ。有塩バターのクロワッサンとフィナンシェを買いました。ここを食べると他のところが食べられなくなります。
- 新リース基準導入に関するウェビナー受講。ASBJは来月9月初の最終基準化を目標に進めているそうです。
- 普段はビビりなくせに愛でてはもらいたいわがままなうちの猫
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