引き続き栃木からブログを書いています。
今日が最終日なので、これから新幹線で帰京です。
学校の先生は本当に大変です。
子どもたちはその数だけ違う個性を持っていますし、その個性を見極めながら
教育を行っていかなければいけないわけですから。
しかし、その中にはなかなかなじめなかったり友達を作るのが
難しかったりするような子どもたちもいます。
時間を守れなかったり、急に感情的になったり、空気が読めなかったり。
(私も記憶がないだけで、そういう面があったかもしれないですよね笑)
近年では、そういった子供たちに何かしらの病名をつけるのが流行っているようです。
発達障害とか。
多動性とか。
ADHDとか。
自閉症とか。
こういった病名は、戦後しばらくしてから出てきたものだと思います。
戦前ももちろんに多様な行動をする子供たちはいたはずですが
「病気」とは扱っておらず、ただただその子の1つの「個性」としか
捉えていなかったでしょう。
本来は単なる個性であるはずのこのような行動。
なぜ「病気」とされてしまったのか?
色々な要因が考えられるとは思いますが
- 大多数と違う行動をとる子がいると「うちの子はおかしいんじゃないか」「何か患っているんじゃないだろうか」と考えてしまう横にならえ教育
- 「病気」として扱えば医者はそれだけ患者が増えるので薬が処方でき、収入が増える
大きくはこの2つなんじゃないかと感じてしまいます。
多様性と言いながら同じ行動をとれないと病気認定してしまう学校や保護者。
せっかくの個性を病気扱いして自分の収入しか考えない医療。
もちろん大半の方々はちゃんと子供と向き合っていらっしゃると思いますが、
こういったことをしてしまう人が少なからずいるのは事実だと思います。
今の教育制度や医療業界はいろいろと複雑になってしまっているようですので、
この仕組みを変えるには長い時間が必要でしょう(変わらないかもしれません)。
「フリースクール」という仕組みがあるのをご存じでしょうか?
なかなかなじめない、いじめにあってしまった、など何らかの理由で
学校に行けなくなってしまった子供たちが通う民間の教育機関です。
どのような教育を受けられるのかはフリースクール次第ではありますが、
先ほどのような「病気」のレッテルを張らず、「時間が読むのが苦手なんだよね」
「声が大きい子なんだね」といったようにすべてを個性として受け止めてくれる
ところが多いと聞きます。
お子さまが学校でうまくやっていけずに悩んでいる方は、こういった選択肢も
考えてみていいかもしれません。
フリースクールによっては、小学校や中学校への出席扱いとしてくれるようなので、
義務教育という観点からも安心です。
ただ私が思うのは、こういったフリースクールという仕組みが異端扱いされていること自体が
そもそもどうなんだろう、という点です。
本来子どもたちとこのフリースクールのように接するのがあるべきなのですから。
少子化が止められない中、子どもたちがしっかりとその個性を伸ばして
健やかに成長してくれることは日本の未来にとって極めて重要です。
できるかどうかわかりませんが、会計普及委員会の活動の一環で
フリースクールを訪問できるような機会を作れたら、なんてひそかに考えているところです。
自分も積極的に働きかけてみます。
~編集後記~
- ペン字、は明日から再開。
- 今日は午前中から温泉に。昼の温泉は明るくて外の景色も楽しめるのでよかったです。
- 午後は子供とトランプでババ抜き。勝ちすぎるとふくれるのでバランスが大変でした。
- うちで待ってる猫たちの朝の様子。いつもと変わらない日常でした。
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