仕事をいただく際に、重要な要素が「お金」であることは言うまでもありません。
業務内容に見合った報酬はきっちりと提示すべきですし、また支払う側も
納得して払う必要があります。
ただ、私はお仕事を受けるか受けないかの判断に当たっては、「お金」以外の要素も
大切にしていきたいと思っています。
そのためには、何を「対価」として定義するか、です。
仕事によって得られるのは、お金以外にもいろいろあります。
事前準備として行った勉強からの知識、実務上のノウハウ、研修講師であれば
人前に立って話すという経験、執筆なら文章力、実績を積むことによる営業力、
共同で業務を行った際の人脈……
こういったものも仕事を通して得ることができます。
むしろこれらを重視したかったりもします。
独立したらなおさらこういった「対価」が貴重になるので、
報酬以外にもこのような「対価」をいただける方との関係は大切にすべきです。
私の軸は「会計×教育」です。
まだ独立して数か月であり、具体的な活動までにはなかなか落とし込めていませんが、
下地を整えるという意味では少しずつですが前に進んでいると思います。
日本公認会計士協会東京会の会計普及委員会は、ボランティアの要素も強いです。
ですが、私にとっては軸となる「会計×教育」に関する実績を積めるという
またとない「対価」をいただくことができるので、こういった活動は
大切にしていきたいです。
そもそも「対価」という言葉に「価格」の「価」が含まれているので、
どうしてもお金という意識になってしまうのかもしれませんね。
ですが本来的には「対価」は「対応する価値」だと思っているので、
お金以外の部分にも「価値」を感じることができれば、それも立派な「対価」かと。
日本の高度経済成長に代表されるように、これまでは物質的な豊かさこそが
繁栄を象徴していた面も強かったですが、これだけモノがあふれている昨今、
物質的なものよりも精神的な無形のもの、そういったものに希少価値が
出る時代になりつつあるという感じがしています(もうなってるのかも)。
自分にとっての「対価」の定義は明確にしておきましょう。
~編集後記~
- ペン字。iPadでやっているんですが、今のペーパーライクフィルムが滑ってイマイチで…買い直し検討中です。
- 新リース基準の読み込み。この関係で1つお仕事をいただけました。勤め人時代に力を入れておいた経験が活きました。
- IPO実務検定試験上級の勉強。ディスクロージャー関係を。
- コツコツやっているNISAのポートフォリオ見直し。今後伸びていきそうな分野や業種を考えながら投資するのは楽しいです。
- 外が気になって所狭しと詰めかけているうちの猫たち
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